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時の重み

投稿日:2015.04.28

少し動くと汗ばむような陽気です  ダンサーの身体には助かります

里舞は 小学1年生から アラフィフ世代までのダンサーで構成しています
アラフォー以上が10名ほど 普段でも週に2,3日 夜8時から10時位まで熱心に稽古をします
中の一人が都合で2か月ほどお休みして 昨夜 久しぶりに稽古を再開しました
その彼女から 稽古後にメールが届きました

「久しぶりのレッスンで身体は痛いけれど 踊るという事は血が求めているのだなぁ~と改めて実感しました・・・」

そう 踊るとは 血が踊るのです 人間にとって根源的なもの

私がある時期 教えをうけていた 舞踏家の大野一雄氏は 72歳で世界的なダンサーとなり文字通り命がつきるまで踊られました
彼の一挙手一投足に 命への畏敬が現れていました

里舞のダンサーたちも 段々と 老いていく身体と向き合いながら踊っていくのです 
これは なかなかに辛いものです
でも 彼女たちは 子供を産み 育て 親の介護をし 仕事もするという
そうした時の重さを持って 踊りと向き合っています
そこには プロのダンサーたちとは また違った 深さと 強さがあります
そこを もっともっと見せていけたら・・・

5月からは 11月の記念公演に向けてのリハーサル開始です
一人一人の 命が輝くように
がんばりましょう! 

(順子)

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